小学生の子供の本嫌いを克服するための選び方5つのポイント

勉強法

「小学生の間から、本嫌いにならないでほしい。」

でも、遊びもゲームもたくさんあって、本嫌いを克服するにはどうしたらよいか?とお困りのことでしょう。

今回はそんな小学生が本嫌いになってしまう原因それに合わせた克服する方法をご紹介します。

小学生の本嫌いを克服して本を読むことのメリットは?

そもそも、本を読むことでどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

本を読むことで次のような力が鍛えられます。

・小説のように物語の世界に入り込むことで想像力が鍛えられる

今まで知らなかった知識や語彙が増えて学力が上がり、表現力が増える

・そのほかにも、感情表現が豊かになる、集中力が上がる自信がつく・・・など。

 

また、「本を読むことが楽しい!」と思えればストレス発散にもなります。

本嫌いを克服することは、それだけ子供の人生を豊かにすることにもつながります。

そもそもなぜ、本嫌いになってしまったのでしょうか?

小学生が本嫌いになってしまう原因は?

本を読むことにはいろんなメリットがあったとしても、小学生が本嫌いになってしまうことがあります。

次のようなことが原因として考えられます。

今まで読んだ本が楽しくなかった

学校の国語の教科書に載っている本を含めて、先生や親に読みなさいと押し付けられてきた本が楽しくなかったので、本を嫌いになってしまった

一冊の本を読むのに時間がかかったり、本が長すぎて飽きてしまい、本を読むこと自体にも魅力を感じられなくなる。

オススメや役に立つと言われた本を読んでも、特に得たものがなかったので、本を読むことの必要性がわからなくなった

以上のような経験が小学生の本嫌いの原因かもしれません。

文字を読むことが嫌い

また、活字・文字を読むこと自体が苦手なパターンが考えられます。

単純に文字を読むことが嫌いであることもあれば、難読症のように文字を見て理解すること自体が難しいこともあります。

小学生の本嫌いを克服する選び方5つのポイント

小学生が本嫌いになった原因にはこれら2種類が考えられます。「今まで読んだ本が楽しくなかった」と「文字を読むのが嫌い」のそれぞれの原因に合わせてどのような選び方をすればよいか説明します。

小学生の子供が楽しい!読みたい!と思える本を選ぶ

今まで読んだ本が楽しくなかった経験が原因の場合には、何より小学生の子供自身が「楽しい!」とか「読みたい!」と思えるかどうかが一番重要です。

親や先生の好みを押し付けない

たくさんのロングセラーの名著が存在します。ネットでも本嫌いの小学生向けのオススメ本として紹介されていることがあります。

あなたはそうした口コミだけでなく、小学生の子供の気持ちになってその本を読んでみましたか?大人が読んでほしいと思える本と子供が読みたいと思える本は同じではありません

子供に選ばせる

小学生の子供自身に読みたい本を選ばせてあげましょう。

きっかけが「表紙の絵に興味を惹かれた本」というだけでも構いません。

子供がかなりの本嫌いの場合は漫画や図鑑のようなものであっても、ダメと言わずに選ばせてあげましょう

親や誰かが勧めた本よりも、自分で進んで選んだ本には自分が選んだという責任も伴います。

もし、一人では読むのをやめてしまった場合は一緒に読んであげるといいです。

文字が大きく挿絵もあるページ数の少ない本からはじめる

文字を読むのが嫌いなため本嫌いになってしまった場合は、文字が読みやすいものから始めましょう

行間がしっかり空いていないと文字をうまく認識できないことがあります。

また、挿絵などで文字のイメージがしやすいものを選ぶこと。

そして、ページ数が多いと読み終えたという達成感を感じにくいので楽しくありません。

ページ数の少ない短い本から読む練習をしましょう。

ページ数が増えてきたときにも、ぱーっとめくったときに数ページおきに挿絵ページがあるものだとここまで読んだというキリをつけやすいのでオススメです。

図書館や図書館に併設する資料館に子供と一緒に行く習慣をつける

小学生の子供にとって本が周りにあることや本を読むことが特別な存在であると、一度本が嫌いというイメージがついてしまうとに克服するのが難しくなります。

本に触れる機会が多くなれば、興味を持てる本と出会う可能性も高くなります。

子供向けでない本をあえて勧めてみる

イレギュラーなパターンですが、子供向けの本を勧められることが嫌なのかもしれません。

表紙の絵や挿絵がたっぷりで文字の大きな本ではなく、大人びてみたいと思っているということがあります。

まとめ:小学生の子供の本嫌いを克服するための選び方5つのポイント

小学生の本嫌いを克服して本を読むことのメリットは?

 1小説のように物語の世界に入り込むことで想像力が鍛えられる

 2今まで知らなかった知識や語彙が増えて学力が上がり表現力が増える

 3そのほかにも、感情表現が豊かになる、集中力が上がる自信がつく・・・などがある。

今まで読んだ本が楽しくなかった場合は?

 親や先生の好みを押し付けない子供に選ばせること!

文字を読むのが嫌いな場合は?

 文字が大きく挿絵もあるページ数の少ない本からはじめて、少しずつ段階的に!

 

図書館や図書館に併設する資料館に子供と一緒に行き、本に触れる習慣をつけることや、時には子供向けでない本をあえて勧めてみることも効果があります!

 

常日頃から親が本を読んでいたり、本を読むことで得られる知識が役立つことを伝えていたりすることも重要です。

周りの人間がやっていなかったり、効果を発揮していないものはどうしても受け入れられにくくなってしまいますからね。

なぜ本嫌いのままだといけないのか?どういうメリットがあるのか?を伝えてあげることも大切です。

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