外国人彼女と恋愛映画の趣味が合わない理由|日本人との価値観の違いを解説

恋愛

日本人同士でも価値観が合わないことは多々あります。

外国人ともなれば、その違いはさらに大きくなります。

映画の趣味や、映画のジャンル分け一つとってみてもその差は大きなものがあります。

今回は恋愛映画をテーマに外国人彼女との価値観の違いを考えてみましょう。

恋愛映画とはどんなイメージでしょうか?

恋愛映画とはあなたにとってどんなイメージでしょうか?

映画だけでなく、恋愛ドラマとか恋愛小説や恋愛マンガでもかまいません。

なんとなく頭の中のイメージとして、どういう基準で恋愛映画・ドラマ・小説・マンガというカテゴリーに入れていますか

 

なんとなく恋愛モノといえばこんなストーリーでこんな年齢層のキャストで・・・というものを多くの日本人は共有できることと思います。

しかし、こうしたジャンル分けやイメージにも文化的な差が潜んでいるかもしれないということを、外国人の彼女と話しているときに思いました。

日本人の恋愛映画のイメージ

日本人の抱く恋愛映画、恋愛モノとして有名なものはなんでしょうか?

 

少し古くなりますが有名なものといえば「恋空」「世界の中心で愛を叫ぶ」でしょうか。

他にも毎年毎月、いろいろな作品が出ていますが、多くの人がぱっと思いつく近年の恋愛映画の代名詞はこの2本でしょう。

ちなみに個人的に好きなのは「天使の恋」。

佐々木希が可愛いし、BGMが全編LOVE PSYCHEDELICOとか最高です。

 

最近の日本の恋愛映画を調べてみてもどれも「恋空」や「世界の中心で愛を叫ぶ」と共通点があります。

それは学園モノというところ。

日本の恋愛映画といえば、学園モノのことと言っても過言ではないくらいです。

もちろんここには、若手俳優を売り出すためという意味合いも強そうですが、ことごとく恋愛映画といえば学園モノです。

世界の恋愛映画は日本とどう違う?

これに対して世界の恋愛映画はどう違うのでしょう?

洋画ってあんまり恋愛映画を好んで観ていない気がします。

ハリウッド映画という言葉もありますが、どうしてもイメージとして浮かぶことは壮大なファンタジーではないでしょうか?

「ハリーポッター」や「ロードオブザリング」、スパイダーマンなどのマーベル作品のイメージが強いです。

 

日本の恋愛映画と同じような雰囲気の作品って何かみたことあったっけ?と思いながら記憶を彷徨ってみてもなかなか思いつきません。

洋画の恋愛映画を検索してみると「プリティ・ウーマン」、「ラストソング」、「きみへの距離、1万キロ」などが出てきます。

 

「プリティ・ウーマン」しか分からない・・・。

しかも主題歌を知っているだけで多分観たことありません、恥ずかしながら。

このあたりは日本人だから日本の作品には興味がないジャンルでもそこそこ認識はしていても、海外作品となるとそもそもアンテナを張っていないとこんなものでしょうか。

 

とはいえ、一つ大きな特徴としてさまざまな年齢層のカップルを描いた恋愛映画が存在しており、どれも人気作品になっているのは間違いありません。

日本の恋愛映画っぽい洋画もあるけれど

ちなみに、「あと1センチの恋」というリリー・コリンズがとにかく可愛い映画。

雰囲気は日本の恋愛映画に近い雰囲気の作品です。

私にとってはかなりお気に入りだったのですが、彼女は馬鹿げている、こんなものは恋愛じゃないと切り捨てていました。

洋画にも日本の恋愛映画に近い雰囲気のものはあったのですが、受けは良くないのかもしれません。

 

家具とか小物とかも雰囲気のいい感じで、BGMもけっこうおしゃれでよかったんですけどね。

ロージーの結婚式シーンのBGMは本当にひどくてふざけんなって思いましたけど。

日本と世界の恋愛モノを引き合いに出して、何が言いたいのかというと・・・

外国人彼女と恋愛映画の趣味が合わないのは日本人が異常だから?

日本の恋愛映画・小説・ドラマ・マンガってかなり異常なのではないか?という話。

日本の恋愛映画は主人公たちがいつも高校生

日本人の制服信仰はかなり狂気じみています。

自由な恋愛をしてもいいのは高校生まで

大人になるとそんなものはできないし、してはいけない

こんな風な価値観をほぼすべての日本人が持っているのではないでしょうか。

だからこそ、自由に恋愛を謳歌しているストーリーにするならば高校生まででなければ共感を得られないように私たち自身もなってしまっているのだと思いました。

 

もちろん、たまに大人の恋愛もあったりします。

「最後から二番目の恋」とか・・・もっと古くてよければanegoとか?でもあれは赤西仁がかっこよかったからなー。

このように例外もありますが、多くは恋愛小説や恋愛マンガから始まって人気が出て、恋愛ドラマや恋愛映画にもなっていくような作品の主人公は高校生ばかりです。

この事態はかなり異常ですよね。

日本の恋愛映画の内容は「恋愛模様:その他=8:2」

そして日本の恋愛映画のストーリーについてです。

その内容は恋愛描写に全振りといっても過言ではないでしょう。

 

「世界の中心で愛を叫ぶ」がどんな話だったか覚えていますか?

病気のヒロインがどうのみたいなオプションがありましたが、あくまでそれは二人の恋が悲劇的なもので感動を引き立てるスパイス程度でしかありません。

 

「恋空」についてはどうでしょう?

こちらも彼氏のほうが病気で病室のキスシーンがありえないみたいな批判もありましたが、恋愛模様が中心です。

それ以外の要素は批判をもらうような設定でも問題ないのです。

 

外国人の彼女と価値観の違いが生まれる恋愛映画の違い

物語の作り込みの甘いところがあっても恋愛模様にキュンキュンできれば、その他の要素が現実からどれだけぶっ飛んでいたとしてもどうでもいいのです。

言葉を選ばずに言えば、可愛い彼女とカッコいい彼氏が制服を着て、ちょっと感動的なストーリーと主題歌があればそれで完成するのが日本の恋愛映画の正体です。

恋愛映画から見えてくる日本人の恋愛観

日本人にとって恋愛は青春の象徴であり、高校生や大学生までのもの。

それ以降は恋愛のために生きているような人間は子供のままだと軽蔑されます。

大人の恋愛という概念が存在しないと言い切ってもいいでしょう。

外国人の彼女と日本人の恋愛に影響する恋愛観や価値観の違い

日本人にとって大人の恋愛は存在しません

優先順位として仕事や子供、家庭が優先です。

 

それに対して外国人の彼女には大人の恋愛という概念が存在します

大人になってもあくまで恋愛は大切なもので、仕事の優先順位が必ずしも高くはありません。

 

この認識の違いを早く理解しないと、「私を愛してくれていない冷たい人」という認識をされていることにも気付くことも危機感を抱くこともできません。

まとめ:外国人彼女と恋愛映画の趣味が合わない理由|日本人との価値観の違いを解説

日本人の恋愛映画のイメージは?

日本の恋愛映画といえば、学園モノです。

世界の恋愛映画は日本とどう違う?

さまざまな年齢層のカップルを描いた恋愛映画があり、どれも人気作品になっている。

外国人彼女と恋愛映画の趣味が合わないのは日本人が異常だから?

日本の恋愛映画は主人公たちがいつも高校生で私たちは「自由な恋愛をしてもいいのは高校生まで。大人になるとそんなものはできないし、してはいけない。」と思っています。

そして、可愛い彼女とカッコいい彼氏が制服を着て、ちょっと感動的なストーリーと主題歌があればそれで完成するのが日本の恋愛映画の正体です。

外国人の彼女と日本人の恋愛に影響する恋愛観や価値観の違い

日本人にとって大人の恋愛は存在しません。優先順位として仕事や子供、家庭が優先です。

それに対して外国人の彼女には大人の恋愛という概念が存在します。大人になってもあくまで恋愛は大切なもので、仕事の優先順位が必ずしも高くはありません。

この認識の違いを早く理解しないと、「私を愛してくれていない冷たい人」という認識をされていることにも気付くことも危機感を抱くこともできません。

 

しかしなぜこれほどまでに、日本の恋愛映画は学園モノばかりなのでしょう?

これを言い訳にしていてはいけないのですが、大人の恋愛を学べるようないい教科書がわりになるような作品がたくさん生まれてくれることを願ってやみません。

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